就活をしていて思うこと
3月の就活解禁からもう18日ほど経った。
11月から就活のイベントに本格的に参加するようになって、自分のペースでゆるゆると続けてきてもう3月は驚きだ。
進路として何がいいのかっていうのはやっとはっきりしてきたけれど、面接は落ちるし数をたくさん受けていないから最近焦りばかりが募ってしまう。
中高生の頃は仕事ってただ忙しくして楽しくないもので、趣味を充実させないと辛い人生になると思っていた。仕事は楽しくないものだってずっと考えていたし、周囲に仕事を本気で楽しくしてそれが趣味というか余暇でダメージを回復するというような心構えで仕事をしている人じゃない人にあったことがなかった。
大学1年になって、衝撃的な出会いをした。
大学入ってからは、自分の視野を広げてどんな仕事をしても日々を楽しめる趣味とか遊びを手に入れるためにいろんな学問とか出会いに首を突っ込んだ。
今思えば生き急いでいたし、全て中途半端だった。
けど、その過程の中で一人の起業家と出会うことができた。
たまたま情報収集をしていたら繋がった少人数の相談会。
よくわからなかったけれど、足を運んでみた。
その人は、人間心理に長けていた人だった。
すぐに惹かれた。
相談に乗ってもらって気持ちが明るくなり、
その人の仕事内容を聞いているうちに、
ふざけた(失礼)ことでも仕事になるんだ!
どんなことも仕事にできるんだ!
ただ、まじめに会社に通うような仕事以外の選択もあるんだ!
とワクワクが止まらなかった。
仕事も楽しんでいて、それ以上に稼ぐことができる人に初めて出会った衝撃は大学1年の自分にとっては大変に大きなものだった。
その時に言われたのが、
心構え・マインドが変われば人生が変わるということだった。
その時はそうなのか!とうなづいていたが、
ぶっちゃけ本当に実感には繋がっていなかった。
大切な価値観だと理解するのは簡単だったけれど、
それは実行できないでしょと自分の中で勝手に制限をかけて居たんだろう。
それから2年が経ってしまった。
その間、その方とのつながりはまだあったけれど、
マインドを理解して頭の中に入れておくのはやっていたけれど、
自分のものにはできていなかった。
本気で実行しようとはしていなかったんだ。
今もそうだけれど、大学生という身分は自由すぎる。
いい意味でも悪い意味でも。
俺は、大切なことを学んだのにもかかわらず
普通の大学生活を過ごしてきてしまった。
別に後悔はしていないけれど、今思えば勿体無かったなと思う。
バイトでお金を稼ぐのが当たり前と思って居たし、
授業に出てサークル行ってっていう楽な生活が心地よくて、
普通の生活からは脱してめちゃくちゃに厳しい環境に身を放り投げるとかは思わなかった。
途中で色々とインターンとか顔を出したりはしていたし、
2年の春には海外に2ヶ月留学には行ったけれど、
稼ぐというマインドを身につけることには繋がらなかったとおもっている。
ただ、この留学でお金を稼げない人の惨めさ、
今生きている資本主義の前提を知るきっかけになったのは、
今の心構えにつながっているからいい経験になったんだろうけれど。
3年生。
就活解禁。
自己分析。
待った無しに自分の進路を決める段階になった。
どういうところがいいのかわからなかった。
今もわかって居ないけれど。
最近は彼の言葉を元に就職活動を続けている。
自分はどこで力をつけて、どんな姿になるのか。
いつまでに、どのように。
いい人が居て、自分が働くことが求められるような環境ならそれでいい。
まずは社会に出る。
それから考えていくことの方が多いだろう。
その時に自分が経験できることが多いところがいい。
それくらいを求めて続けていく。
いろんな選択肢があること自体が恵まれている。
あとは、じぶんが決意するだけ。