諦めないこと。
インターンも残り数日。アウトプット提出は明後日に迫っている。
現状を分析すると、どう考えても終わらない。
というか、不完全感が半端ないままに終わってしまいそう。
完璧を追求するのは無理だ。
なによりもまず、深めるテーマから再度考え直す必要がある。
実質一から根本を組み替えてやることができるのは今日の夜までで、
明日からはどうにかプレゼンできる製品まで持っていかなくてはならない。
やばい。
諦めてしまいたい。
昨日一昨日と自分のできなさに対して自己嫌悪に押しつぶされそうになり、
真面目に辛い日々だった。
なにより友人はこれらの課題を乗り越えていたからなおさら。
簡単に諦めることはできる。
残りを休みにしてしまって、プレゼンも不完全なまま立ち向かうのだ。
それってどうなの。
めちゃくちゃに自分のプライドを汚すし、
なによりも相手に悪い。
いくら仕事とはいえ、長い時間をかけて自分たちに向き合ってくれたんだ。
全員を同じように大切に見ていたかどうかは知らんけれど、
それであっても長い間、同じ空間で過ごしてきたんだ。
はっきりいって、自分はこの会社には合っていない気がしている。
それは一つの志望先としてみていた自分にとっては大きなショックを伴っているし、
それで不甲斐なさを昨日感じた。
だからといって諦めていいんだろうか。
最後に、企業の方のお話でいっていたかつての体験談。
諦めずに最後の時間をふりしぼって評価最悪と言われていた人が評価最高で終わった話だ。
それを半泣きで思い出して話していた姿がすごい印象的だった。
この困難を乗り越えて、相手を驚かせるくらいにいいものを作ったら、
そのひとの人生にとってのいい影響を与えるきっかけにもなるんだ。
なにより、お互いにとっていままでかけた時間が無駄ではなくなる瞬間になるんだ。
諦めるのって簡単。
逃げるだけだから。
だけど、立ち向かうことも多いに必要な時があるはずだ。
この会社はあっていないかもしれないし、ただ自分にはこの課題を超えるくらいの能力は本当はないかもしれない。
けれど、今もう諦めて明日をただダラダラ過ごして終わってしまうのは死ぬほどダサいし、ただ自分を傷つけるだけになる。
ポジティブ思考とは、どんなに無理そうに見える壁であっても、
そこに立ち向かって解決に向けて挑み続けていく姿勢。
それは技術であって、リーダー、新しい世界を生み出すイノベーターに必要な技術だという。
まさに、それを身につけて乗り越える課題が自分の目の前に現れた。
こんなにも時間に左右されつつ、大きな壁はない。
けれど、これを乗り越えたら成長という言葉がふさわしい達成感を味わえるはずだ。
周囲の人でできている人はいるさ。
バックグラウンドはどうあっても違う。
一定レベルの思考を認められてあの環境で挑戦させてもらっているんだ。
最後にあっといわせてやる。
諦めない。
今までも諦めかけてもやり続けてきたことが自分の資産になっている。
できていない方が幸せかもしれない。
乗り越える楽しさがあるから。
諦めない心。